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『骨』も『オオカミの家』も「修復した」ものとして「自分たちの創作を過去に実在したものにする(ことでそこに込められた不気味さや怨念の実体を浮き上がらせる)」のが面白いと思ったな。近年の南米ボディホラー小説的な空気感も有している、それこそエンリケスとかネッテルとか

存在しているけど実在しないものを語る手法としてのコマ撮り人形劇。ぐにゃぐにゃ形を変え続けること自体が観客に能動的な「読み」を求めるという高度な誘導。テクスチャ(ビニールの使い方ちょっとすごい)と音(ハム音の厭さすごい)にこだわってる、というかそこが全てみたいなとこが素晴らしいと思いました。劇場にガサゴソ音が全然しなくて、みんな息を詰めて見てるのがなんか空気として伝わってきた。

やっぱり人間と人間でないものの境界を壊すことができるのが実写以外のジャンルの最大の強みなんだよなー。家を擬人化するのでなく擬家化される人間ということは他の手法では難しかった気がする。2Dであり3Dである呪いの形。

金髪碧眼に変えることが「人間化」であるみたいなわかりやすいおぞましさにもヒイとなるけどデスクのポケモンシールにもギョッとなったわね、ポケモンシールのある頃まで続いてた話として…

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