フェイブルマンズのはなし。ローガンの困惑が極端な理由のことですが
ちなみに私の解釈ではあの映像にサムの隠れた欲望の投影は全然なかった派。ローガンはセクシュアリティに揺らぎがある人で、だからこそ過剰に女好きアピールをしていて、サムはまったくそのつもりがないままのど天然(お母さん譲り)に「ただそのような欲望の視線がこもったような」キラキラフレーム🤩(偽物性)がいちばん彼を輝かせることがわかってしまったのでそう撮った、ので「あ…あの反応は…」と気づいたのはごく最近、と認識している。スピルバーグならそっちのほうがありえる鈍感さだと思うので…ああいう「男子をひたすら輝かせたいが根っからのヘテロ(というか揺らぎとか考えたことない、そもそも恋愛よくわからない)が天才だからこそのややこしい状態…というようなことを考えたのだ。なぜできるのかわからんが作れちゃうから困る。というのはたぶんこの映画の通奏低音になってるし。