安倍以降、特定の政党や政治家への熱狂的な支持は「政治離れ」によるものではないかと感じているが、以前からネトウヨとヤンキーの相似性が語られていたようにその本質はイキリ・ハッタリなのだと思う。極端に言えば政策そのものはマクガフィンに過ぎず、実現の可能性よりもいかに大見得を切るかが目的のように見える。あくまでもイキリ・ハッタリなので、出来そうにもない事を出来そうにもない人物が言うことこそが重要となり、その大口を叩いて調子に乗っている姿にこそ支持者は熱狂する。このヤンキー的イキリ・ハッタリがネトウヨや一定の層に共感されるのは、無計画でその場しのぎという自らの行動・変化を求められずに「やらない」でいられるアリバイ作りが出来るからなのではないか。