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引き続き『国家に抗するマルクス』読む。

「政治の他律性」の概念は『資本論』の物象化論、物象化論を支える資本主義における労働論に裏打ちされたものだろう。
しかしそれを国家論にからめて「他律性」の概念で捉えるのは、見事と言うほかない。

なるほど、これまでのリベラルを含める左派も「国家」とはなんらかの権力主体として自律的、言い換えれば自らの目的を自覚的に存在していると明確に、もしくは暗に前提していた。

しかし権力、制度等の絡み合いにおける他律的「幻想」としての国家論なんて、聞いたことがない。

これを日本でまとめる才能もすぎょいが、この視座から出てくる実践論もすぎょい(月並み

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