読書会について
読書会を何年もやってきて、もっとも大事だと感じる点は「いかに意味のない脱線や解釈を黙らせて、場の緊張感を保つか」。
なんか酷い話に聞こえるかもしれないけど、無茶苦茶なことをずっと話されると、場が弛緩してしまい全体のモチベーションが一気に低下する。
運営の仕事は、そこで相対主義に陥らずに「それ、おかしいんで見直してよ」と突っ込めるかどうか。
運営が参加者に信頼してもらえるかどうかは、そこにかかっていると言っても過言ではない。
なんでもありになってしまうと、一人で読むのと変わらないのだ。