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「震災下の中国人虐殺 中国人労働者と王希天はなぜ殺されたか/仁木ふみ子さん(青木書店)」
「関東大震災と中国人 王希天事件を追跡する/田原洋さん(岩波書店)」
「関東大震災と中国人虐殺事件/今井清一さん(朔北社)」より

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12月20日、神田の救世軍本営で王希天の追悼会が開かれる。わざわざ来日した中国政府代表、日銀総裁、布施辰治、小村俊三郎、陸奥広告等も参加していた。

この追悼会における山室軍平の弔辞は出席者に深い感銘を与えた。

「…余ハ二十四歳ノトキ数十人ノ労働者ノ中ニ入り、不思議ノ導キニテ救世軍ニ入リキ。王君ハ数十人ドコロカ数千人ヲ相手ニ尽力シタルモノニテ、将来ドノヨウナ大キナ働キガ出来ル人トナリシカ知ラズ。…」などという記載のある追悼演説の草稿がある。

研究家は「軍平がこんなに人を讃めたたえているのは珍しい」と語る。

(それぞれの大震災)

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9月9日より王兆澄や山室軍平など王希天の友人・知人達による必死の捜索が始まるが所在も生死すら分からず、事件が表面化するのは10月、送還船山城丸で中国人虐殺事件の難を逃れた大島町在住だった中国人労働者達や虐殺現場から重傷を負うも逃げ延びた黄子蓮と送還船に乗って帰国を目指すが、正規に乗船する事が出来ず、他人変装して乗船し、たまたま黄と乗り合わせ聞き取り調査を行った王兆澄によって、中国国内で虐殺事件が報告されてからとなる。

(それぞれの大震災)

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11日、伍を含む中国人労働者15名は習志野へ送られる。王は同行し、劉国先に自転車を持たせ区役所まで行ったが、自分は労働者の事で用事があるから千葉へ行くわけにはいかないと言い、なぜかその主張は受入れられて残った。(劉国先の証言)

12日早朝、再び亀戸署内にて、制服帯剣の兵士二名が麻縄で王を縛って連れ出した。王は苦しんで縄を緩めるように言ったが、兵士は聞かず、そのまま何処かへ連れて行った。(周敏書の証言)。外で受け取ったのは第六中隊佐々木大尉である(学生側の虐殺事件調書)。
千葉街道を東へ連行され、逆井橋のたもとで待ち受けていた垣内中尉に殺された。

(それぞれの大震災)

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王は中国へ電報を打ちたいからと11円を出して頼んでいるが、憲兵は許さず金は取り上げた(王耀明の証言)。

翌9月10日午前6時30分、亀戸警察署に移され(伍銘鐘の証言)、昼は受領所で中国人受領事務を手伝った(王耀明)。午後5時頃、伍銘鐘は亀戸警察署内で拘束された王希天と会話している。「どうして?(伍)」「仕方ない。(王)」それ以上の会話は警察に制止された。中国人受領事務を手伝うあいだは自由を与えられ、手伝いが終わると署に戻され拘束されていたと思われる。

(それぞれの大震災)

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大島町3丁目の僑日共済会事務所に立ち寄る。誰もいない。家主の遠山家間八に挨拶をしてもよそよそしい。その後王は亀戸警察に虐殺の噂を確認しにいったと思われる。

11時過ぎに日本人人夫頭佐藤右衛門が五の橋付近で、亀戸警察方面から徒歩で来る王に会い、連れの者に「あいつが共済会のボスだ」と言っている。
12時頃差配人遠山の家に寄り、昼過ぎ6丁目・8丁目の虐殺現場に向かう。
「王希天はね、転がっている死体をいちいち中国人か調べて歩いていたよ。…」陳国法は、襟口を掴んで頭を起こし、顔を識別する仕草をして証言する。

午後、王は野重七連隊に逮捕され、亀戸郵便局隣の憲兵隊司令部に連行される。

(それぞれの大震災)

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8時に避難先を出発した王は、大島町には10時過ぎに到着している。

麦わら帽、半袖シャツ、白に藍色の線の入った半ズボン、チョコレート色の革靴、黒いWの字の入った白の皮ベルト、銀時計、大塚一三三八号の自転車に載って出かけた。
目立つけれども、当時民族服を常用していた中国人労働者とは違う出で立ちである事で、自警団から言いがかりを避ける効果を狙ったものだった。

(それぞれの大震災)

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ちょうど100年前の今頃、9月9日8時頃、僑日共済会の王希天は大島町に労働者達の様子を見に出発し、その後殺害される。

既に中国人労働者虐殺の噂は流れていたが、同じ共済会の王兆澄が1日に暴漢に襲われるなど自身の身にも危険があり、そして留学生であった自身の住居、中国青年会の寄宿舎も倒壊し、避難を余儀なくされていた事もあり、避難先で公使館・留学生総会・教会・青年会などで対日震災救済会を組織し、まず留学生の救済に当たっていた。

王は大島町に訪れる前に、救世軍の山室軍平を尋ね、山室の名刺に中国人であるという証明を書いてもらっている。その”私製”身分証明書には「此ノ名刺ノ所持者王希天君は朝鮮人二アラズ信頼スベキ支那人紳士ナリ、多年親交ノ故ヲ以テ茲二コレヲ証明ス」と書いてあった。

(それぞれの大震災)

学力に問題がありとかキサマ何様のつもりかと言われても仕方ない言い草ではないか

何重にも偏見と誤解があってびっくりする

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 東浩紀、岸政彦さんとのトラブルは一応「泥酔」の上でのこと、として「訂正」・「謝罪」したらしい。実際、現在新著・旧著合わせて販売中であるから、これは営業的にもまずい。

 というのも、岸さんの読者は千葉雅也の読者でもあり、引いては女性以外は東の潜在的な読者でもあるからだ。

 また「ネトウヨ」・「ファシスト」のままでは、支持が集まらないことを知った東、今文化産業で流行(ということになっている)の中道右派の岸さんを恫喝して逃亡させた、ということになるとマズイ。

 しかし、統一教会擁護の立場からの福島瑞穂さんへの罵倒はまったく「訂正」するつもりがないそうだ。

 一方で政府は統一教会に対してまずは「行政的過料」、次いで秋には「解散請求」の可能性を云々している。

 となると、あくまで統一教会擁護の東の立場は一体・・・

 いずれにしてもファシストの東に対し、全く「頼りにならない」岸政彦さん。

 学力にも多いに問題があり、また「マッチョ」なことでも知られる岸政彦さんが「リベラル」と知覚されてしまう言説環境こそが問われなければならないだろう。

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ドニ・ド・ルージュモンのサイトが太っ腹で超絶的に有用である。全著作の全文を公開しているのみならず、雑誌に書いた論文やエッセイも全文公開している。これはすごい

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Chapters:0:41 The Syrian female band23:17 The Moroccan female band Meet the Takht ensemble in Syria and the Chefchaouen Hadra Sufi band from Morocco, all-wo...
All-Women Arab Bands Blazing a Trail in Syria and Morocco | Al Jazeera World Documentary

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