私も中学生くらいから、いや思い出してみれば、文庫本より小さいサイズながらめちゃくちゃ分厚い子供向けの本があったのだけれど、そこに怪談奇談都市伝説を詰め込んだ本を擦り切れるほど読んでたのが小学校低学年くらいだったのでかなり幼少期からオカルト系のものが大好きだったのだけれど。
10数年前にテーラワーダ仏教にハマるまで、日本の定義のないオカルト放任に気付かなかったんですよね。
神道由来なのかなんなのか知らんけど。
アブラハムの宗教、特にカソリックはヴァチカンが"何がカソリックで何がカソリックでないか"みたいな定義をかなり細かく規定してたりするのでそこら辺はちゃんとしてるなと思うんですが。
世の上に立ちたい人々というのは、政治屋とかカルト教祖になりたがり、ルールは自分の恣意的に運用したくなるみたいなんですね。
自民党政治見てたらよくわかりますけど。
だもんで、定義が曖昧なスピリチュアル系とかはもうアレなんですよ、ネギ背負ってるカモがウジャウジャいる世界観なんですね、そういう詐欺師みたいのにとっては。
んで赤狢さんご指摘のように世の中には物事を単純化して理解してナンボ、みたいな方々がかなりおり、そういう人々と恣意的なカルト教祖というのはとてもよくマリアージュするようで。
ああ、いい例としては統一教会とかですかね。
ツボが自民党を牛耳ってる、とか単純化しちゃう向きも多過ぎる日本ですけど、あのカルト集団に教義なんてなくてただ金を吸い上げたいってのが原動力ですからね。
だから後付けて色々な教義を付け足す。
時代と社会のニーズで反共も取り入れる、みたいな。
考えることは苦手だけど覚えることは得意です、とか、行動力だけはあります、みたいのがそういうカルトにハマってしまうともう手が付けられなくなる。
排外主義、エスノセントリズムなんつのは平たく言ってしまえば考えのない人々が陥りがちなマインドセットなわけで。