流れてくるるまたんさんのトゥートがキング牧師曰くのホワイトモデレートを地で行く感じがとても安定していて、ある意味スゴイ。
見ないようにしている、見えないようにしている"無意識の差別"を、誰がコストを払って気付かせているのか、と。そのような負担は羽毛のように軽いと思っているのだろうか。
こちとら砂漠に水を撒くような絶望感に毎日押しつぶされそうになっているというのに、"謝罪と反省でなんとかなる"とか。
マルコムXが出した比喩でいえば、マイノリティとは腹に深々とナイフを刺された状態であり。それを半分引き抜いたとして、それが解決になるのだろうか。
さらには、すべて引き抜いたとして、マジョリティが刺した傷口からどくどくと血が流れ続けているのに、それが"謝罪と反省"でどうにかなるのだろうか。
まあ、今の日本がどうしようもないほどに排外主義に塗れており、まずは標治的に目に見える積極的な差別主義者は目についたら指摘してゆくべきですが。
根本的には今の日本のシステムが差別主義者を生み続けているのであり、無意識な差別こそが改善してゆかなければならない問題なんじゃないすかね、と。
そういうことを言ってる文脈でくだんのトゥートを拝見したのであれば、失礼いたしました。別に調べるつもりもねえけど。
マイクロアグレッションとは蚊に刺されるようなものだ、とブラックアメリカンの活動家がわかりやすい例えを言っていたけれど。日本のような差別大国では蚊柱の中で生活してるようなもんなんですよ。
とはいえ私はまだマシなほうで。シス男だし、東アジア人だし、日本語もクセはないので。
ぜひ"無意識の差別は謝罪と反省でどうにかなる"と思ってる向きには、食パン口にくわえて全力でインターセクショナルな同級生とカドでぶつかって入れ替わってみてほしい。
るまたんさんは私がいつぞやか指摘して以来ミュートしてるようなので、この一連のトゥートもまた私の普段の呟きのように心の排泄のようなものだけれれど。
痛烈なことを今なら言えるばりにぶち撒けてしまえば、すべての差別に反対すると宣っていた向きにはぜひコメントを頂きたいと思う。
少なくともこれが私の差別に向き合うスタイルです。
If you are silent, you are the complicit.
まあ、べつに誰を非難したいわけでなく。
”無意識の差別は謝罪と反省でどうにかなる”とか言ったところで、言ってる当の本人が差別を差別だと認識してねえんだから、反省もクソもないんですよ。
それでもそういう人々と暮らしてゆかなければならない、こちらから排除することもできない、というのが社会なので。
まあ、難しいですね。みんなで考えてくしかないんでしょう。
まあでも、あからさまな差別主義者にNoを突き付けるというのも、なんというか、社会的なドブさらいというか。そういうことをしないとホントにドブだらけのところで住むハメになるわけで、ドブさらいをするのももちろん大事ではあるのだけれど。なぜヘドロが流れてくるのか、根本的な所から一緒に考えて解決しないと、ドブさらいする人が減ったり更なるヘドロが量産されればどのみちドブのような社会になるわけですよね。
しかしまあ、謝罪と反省すればいいとか言ってる人が自分に都合の悪い人の意見はミュートするとか、なかなか機転が利いてますな。無敵じゃん。
Toot.blueの管理人みたいにブロックしないだけまだマシなのか。
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