まんまと安倍の思惑通りになって残念だ、みたいな発言をチラ見したのでメンションしときますが、こういう「韓国は黙って日本と仲良くしとけ」というのは第二次世界大戦後のアメリカの既定路線なんですよ。
だからリスンマン、パクチョンヒ、チョンドゥファンなどの独裁軍事政権は日本帝国の加害の歴史を黙認し、声を挙げる市民を弾圧してきたのです。
さらにいえば上に挙げたような人物たちはザックリいうといわゆる親日派であり、パクチョンヒに至っては日本帝国の士官だったわけで。
これまたザックリいえば、そういう親日派は日本帝国瓦解後、アメリカの政策の思い通りに動いていったのです。

だから1987年の韓国の民主化運動以降、それまで抑圧されてきた日本への講義が市民レベルで活発化し、進歩派の政府もその意見を取り入れてきたわけです。
一方、保守派の政権になるとそのバックラッシュがあり、の繰り返しなわけです。