日本におけるレプティリアン陰謀論受容とその役割 :
太田竜から神真都Q まで
https://omu.repo.nii.ac.jp/record/12889/files/2023000040.pdf
太古の昔に飛来した宇宙人レプティリアンが地底に籠り人間を支配する、という荒唐無稽なmythはそれなりの歴史があり、その物語が如何に日本に受け入れられていったのか、という軌跡を考察した論文。
ヘンな小説より面白かった。
歴史修正+エスノセントリズム+自己無謬+日本スゴイ+被害者プレイ+バカの複合系なので面白くはないのだが面白い。 [参照]
太田竜という元左翼活動家が陰謀論にのめり込む際、日本原住民論というのがあり。
天皇家という外国勢力が日本の原住民である縄文人を支配しているために天皇家を倒す必要があるのだ、というロジックに至る、というのも頭を抱えてしまった。
天皇討伐するにもゼノフォビアが必要だとは。