ヨーロッパのアンチセミティズムの歴史をみてると、少なくともうキリスト教が定着してきた1000年前から疫病を生み出すとか、井戸に毒を入れるとか、子供を食べるとか、女児をレイプするとか、そういうラベルを張って追放するとか虐殺するとか、レイシズムの教科書みたいなことしてるんですよねー。
んでその総仕上げというか一区切りがヒトラーのホロコーストなわけで。
そりゃアンチセミティズムと糾弾すればレイシストの誹りを免れないわけですが。
問題はアンチセミティズムは確実にヨーロッパ文化に残っている一方で、それを奇禍としてアンチザイオニズム、アンチイスラエルをアンチセミティズムと言い換えてしまう事で沈黙させる効果もある、という。
クリスチャンザイオニズムは”ユダヤ人によるイスラエル建国がキリスト再臨”という、聖書に書いてある聖なる予言を成就させるというファナティックな宗教的側面ももちろんあるものの、”ヨーロッパからユダヤ人を追い払いたい”という直球のレイシズムの要素も多分に含まれているということは常に頭の片隅に置いておきたいですね。