[特派員コラム]悲劇を中東に輸出した国々
japan.hani.co.kr/arti/opinion/

”西欧がイスラエルの建国と存立を助けたのは、過去に犯した巨大な罪悪に対する補償だとも言えるだろう。だが否定的にみれば、これは「ユダヤ人問題の最終解決」方式だった。ヒトラーがユダヤ民族を絶滅させるというやり方を選んだとすれば、他の勢力は彼らを欧州の外に追い出す「人道主義的」解決策を選んだというわけだ。このようなアイデアは以前から提起されていた。東アフリカに送ろうという提案もあった。ソ連のスターリンはユダヤ人を沿海州に送り、ビロビジャン自治州を作った。

 ユダヤ人は結局パレスチナの地を選び、代々暮らしてきたパレスチナ人は殺され、追い出された。そのような面で欧州は悲劇を中東に輸出したのであり、ユダヤ人は被害者から加害者へと変わった。欧州キリスト教徒の罪悪の代価をパレスチナのムスリムが支払わされている格好だ。その過程で、今回のようにイスラエル人も恐ろしい犠牲を被る”

”この悲劇に歴史的・道義的責任を感じる国や文明であるなら、今のようなあり方はありえない。米国は、イスラエルにはガザ地区を攻撃しうる武器を与え、ガザのパレスチナ人にはパンを与えるという。何という奇怪な態度なのか。死ぬにしても食べてから死ねということか。とても難しい問題だが、双方の平和的共存のために改めて積極的に取り組むべき時だ”

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まさにこれ。
”何という奇怪な態度なのか。死ぬにしても食べてから死ねということか”

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