もしも韓半島にイスラエルが建国されていたなら
https://japan.hani.co.kr/arti/international/48152.html
約二千年前に離散した”もしも人”達の土地が朝鮮半島であったならば、という仮定でパレスチナの人々の受難を解説したコラム。
興味深いのは日本の植民地支配によってモシモ人達が朝鮮半島に入植しやすくなっている、というポイント。
大多数の”普通の日本人”が拒絶し、少数派のリベラル層も拒否感を示すであろうコラムをわざわざ翻訳したハンギョレの中の人々に敬意を表したい。
”私たちは西欧メディアの報道を一方的に受け入れ、事案を「宗教紛争」などと誤って理解する。しかし大多数のパレスチナ民衆は世俗主義的であり、他の宗教を尊重する。この悲劇は10月7日にはじまったのではない。1948年にシオニストが一方的に建国を宣言し、先住民を追放した時、1968年に露骨な人種隔離をはじめた時に、すでにはじまっていたジェノサイドだ。
私たちの前の世代が経験した植民地主義の歴史は、パレスチナ民衆の視点から事態をみるよう導く。しかし、なぜ私たちは帝国の視点からパレスチナ問題をみるようになったのだろうか。東アジアに住む平凡な人々の視点はどこにあるべきか。まずは壁で閉じ込められた平凡な人々に対する虐殺をやめるよう要求すべきではないだろうか”