”隠された爪痕”呉監督のインタビュー。
流言飛語がどこからともなく沸き上がったのではなく、政府が提供した。
それを民衆がお墨付きのように信じて殺した。
現在のヘイトスピーチもおなじ。
東京都都知事小池百合子が朝鮮人虐殺追悼集会に「震災で亡くなった全ての人を追悼する」と追悼文を送らなかったり。
東京都人権部がin-matesを上映拒否したり。
日本政府官房長官である松野博一が「記録はない」と嘯いたり。
これによってネトウヨが”お墨付き”を与えられ、荒唐無稽な加藤夫妻の著書やそよ風の主張がツイッターなどでエコーチャンバーになる。
普通の日本人は面倒くさい事には近寄らない、と知らぬ存ぜぬを決め込む。
そうして加害の歴史は忘却の彼方へ、検証もできず葬り去られてゆく。