"普通の日本人"の声をあげるマイノリティへの憎しみ、ってなんかこう、徹底したものがあるよなとずっと思っていて。
なんとなれば、嫉妬とか羨望に近いものがあるよなと。
それは、自分たちが我慢する事を教育され飼いならされてきたからなのではないかな、と前々から思っていて。
(一等市民の)俺はこんなに我慢してるのに、もっと我慢するべき(2等3等市民の)あいつらはなぜあんなに声高に声をあげるんだ、と。
この歪んだ考えがコンセンサスにまでなっているから、同情すべき"可哀想なマイノリティ"像というエクスキューズがないとその嫉妬を全面に出してもいいと思ってんだろうなと。
結局は、すべての人間に平等に尊重されるべき権利、という考えが理解できてないんだろうなと。
だから基本的人権が"おもいやり"とかに換骨奪胎されても気づかないんだろうと。
すべては教育の結果と理解しますが、邪悪か邪悪じゃないかと問われれば、フツーに邪悪な人々だと答えるしかないですね。
コンパッションを込めて言わせていただくと、まずは
自分には何人にも、国家にすら侵されない基本的人権というものがあり、誰からもこの人権を尊重されるべきである。
また私はこの私の人権を尊重する。
それゆえに、私はまた他人の人権も尊重する。
家族や親しい人のであっても、知らない人のものであっても、なんとなれば私が嫌いな人、私のことを嫌いな人の人権も私の人権と同等に尊重する。
くらいのコンテンプレーションはやるべきなんじゃないかと。
こっ恥ずかしくてできない、と仰るのであれば、なぜこっ恥ずかしいと思うのか、と自分と真剣に向き合う必要があるのではないかと。
知らんけど。
以前メンションしたことのある技能実習生を大声で怒鳴る土木職人も、差別的かそうでないか、でいうと差別的なんですが、その基準が「仕事ができるかそうでないか」なんですね。
だから仕事をある程度覚えている技能実習生にはそこまで怒鳴らない。
逆に仕事の遅い日本人を揶揄してたりもした。
だから、"差別してもいい基準"みたいなのが人種ではなく、仕事ができるかどうかで。
彼自身もよくやらかしてたので、その時には上の職人からドヤされたりしてたし。
つまり業界全体でそんな感じなんだろうなと。
このスレッドで考えいる基本的人権を絡めていえば、彼ら彼女らのマインドセットとしては、
"一人前になってはじめてフルの人権が認められるのであって、仕事を覚える前の半人前は人権なんて無くていい"
みたいなものがあるんではないかと。
同じように、バイトなどの試用期間中も人権なんかないよ、みたいな考え容易に繋がるのではないかと。
そうじゃなくて、無条件に全員に生まれたときからあるんだよ、というアイデアなんだよ、という基本的な人権についての周知から始めるべきなんでしょうね。
たぶんそんなレベルからだと思います。
@upasampada ものすごく同意できます。他者に対する人権侵害にどこか他人事感なのは、個人の根性の悪さや知識が欠如以前に、そもそも自分自身(「一人一人が」ではなく)が人権の主体だという自覚も自認もないせいではと。人権教育は受けていても「人権=困っている人のためのもの」という世界に生きているのかも。
てか、結構な数の"普通の日本人"が
「俺みたいな掃いて捨てるほど代えがいるクソ奴隷に、基本的人権なんてあるわきゃねーだろ」
みたいなことを、口には出さないまでも本気で思ってる、信じ込まされているのではないかしら、と。
だからこそ、他者化した人々をここまで攻撃できるのでは。