www3.nhk.or.jp/news/html/20230

技能実習制度も、その全身の制度が問題だらけだったから出てきた名前だったような。

調べたら以前は外国人研修制度という名前でした。

今回もどうせそういう、名前だけ変えた奴隷制度を維持するんだろう。

"ただ、一定程度緩和するとした「転籍」をめぐっては、一部の委員から「一般的な労働者と同じように、通常の労働法制のもとで自由な転職を認めるべきだ」といった意見が出された一方で、都市部に人材が偏るおそれがあることを念頭に、「地方を重視してもらわないと困る」などといった意見も出ました"

こんな人権無視した意見がまともな意見のように記事を書いてる時点でお察しですな。

外面だけは良くしよう、というのが道徳だという認識の社会で、「いま問題視されてるから廃止して新しい制度を」とか言ってもねえ。
問題だと思ってるのは制度じゃなくて、悪名が高くなってきてしまった、というか実情がバレたから"廃止することにして名前だけ新しく付け替えよう"ってだけの事でしょう。

最近の限りない事例、例えば東京都人権部が関東大震災時における虐殺を部分的に取り扱った映画"In-mates"を上映不許可にしたりとか、枚挙に暇がないでしょう。
これで"よかった!"とかちょっとチョロすぎるでしょ。

根本的には労働基準法以下の賃金でないと維持できない経済システムがあるからで、それを解決しない限りはラベルだけ貼り直して同じ事を繰り返すだけでしょう。

例えば農業とか、USAなど食料自給率が100%を超えている国などは助成金が出てるんですよね。
それでも作りすぎて流通が間に合わず廃棄とかあるようですが。
翻って日本では最低賃金以下でないと人を雇えず、結果的に技能実習生を奴隷のように扱っているわけでしょう。
助成金を出して雇用の活性化や新規事業参入を促せば日本に住む市民の雇用も促されるわけですし、さらには日本国外からの労働者を雇用したとしても労働基準法を遵守すれば、技能実習制度でも何の問題もないわけでしょう。

つまりは問題はネオリベラリズムであり、それに加担し続けている政府与党ということになるわけでしょうか。

あとは宗主国様によるステルス植民地政策というところでしょうか。

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というわけで、"技能実習制度廃止"と聞こえのいいお題目を掲げたところで、いまの技能実習制度の実態は結果に過ぎませんので、もっと根本的な解決をしないと、結局は同じ事の繰り返しだと思います。

そうそう、そもそも、人権侵害で国連から何度も勧告を受けている入管法をさらに改悪しようとしてるタイミングで、技能実習制度廃止とか聞こえのいいポーズとってるところでツッコミどころ満載でしょ、という。

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