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digital.asahi.com/sp/articles/

永江朗さんの真っ当な指摘。

"書店業界が、自民党一党の議連に要望することは、自分たちも表現の自由を担う言論機関という意識が希薄だと思います。流通の自由なくして表現の自由なしです。言論機関は他の産業と違い、政治、行政とは一定の距離を置かなければならないと思います。

 経営が厳しいから、「仕方なく」なのでしょうか。ヘイト本が問題になった際にも、一部の書店からは「作る方が悪い」「買う方も買う方だから仕方なく」という声がありました。こうした無自覚さとの共通点を感じます。

 出版業界の中には、所轄官庁を持たないことから、行政からの距離を誇りに思う人がいました。それは戦時中、メディアが戦争に加担したという反省からです。政治に支援を求めることで、書店側が忖度(そんたく)し、議連と関係する本を並べているのでは、と疑う人が出てきてしまう。読者の信頼を損なうことになるので、距離を保つべきです。"

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