私40代後半のオッサンなのですが、SNSで差別発言やマイクロアグレッションに抗議したりできるようになったのも結構最近の事だったりしまして。
以前はマイクロアグレッションなど感じても「俺が悪いんじゃないか」と黙ってしまうケースのほうが多かったですね。
圧倒的に。
リアルだと状況が合わないとスルーする事も多いし。
声を挙げる、という事はしんどい事なんですよね。
特に日本では。
足を踏まれて「痛えよ!」と瞬間的にリアクションするのさえ躊躇して「あなたの足が私の足を踏んでいるのでどけてもらえませんか」とまでならないとトーンポリシングがドッカドカ飛んでくるし。
だから、というか、例えば若くて、エスニックマイノリティで、女性で、障碍があって、という何重にも構造的にマイノリティの属性になってる人が声を挙げたりするの、本当に勇気のある行動だと思うんですよね。
その声を挙げるまで、どれほどの抑圧された期間があったのか、とか考えると。