Learned Helplessness, 学習性無力感そのものですね。
”学習性無力感とは、「自分の行動が結果を伴わないことを何度も経験していくうちに、やがて何をしても無意味だと思うようになっていき、たとえ結果を変えられるような場面でも自分から行動を起こさない状態」のことをいいます”
https://www.mitsumura-tosho.co.jp/webmaga/kodomo_rikai/detail03.html
左翼っぽいというかプログレッシブ的な人が知り合いや親族を啓蒙しようとしたところ、変人扱いされたり無視されたり、そして同じ過ちを繰り返している人々を見るたびに「ああもう関わらないでおこう…」となってしまうのも考えてみれば学習性無力感ですね。ええ私のことですが。
ついでにいうと引用先の解説では
”随伴経験が少ない子どもや、非随伴経験が多い子どもの心の中には、学習性無力感が芽生えやすい”ため”「やってみたらうまくいった」という随伴経験を増やすということです。成功体験を積み重ねることが必要”
と解説してますが、セリグマンが実験したのはボタンを押しても押さなくても電気ショックという結果が変わらなかったために、あきらめて電気ショックを受け続けた犬のことだと思うのです。
つまり私個人の経験も含めて上の例でいうと、無視されるより「へーそうなんだ、知らなかったですー」とか少しでもリアクションしてなんなら共感してくれる人が変わらず「コロナは陰謀」とか言い続けてたりするのが一番こたえるんですよね。俺のあの努力はなんだったんだ、と。
ちなみに私は「請われれば喋る」「相手の変革は望まない」「解説は趣味」ぐらいのスタンスで自分の心の平安第一にやっております。
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