先日、安芸の阪神秋季キャンプが終わって、これで今年のプロ野球も大体終わった。あとは新外国人はどんな選手が来るのか、それと現役ドラフトはどうなるのかくらいだ。現ドラは去年は大竹が来てくれて最高だったけれど、今年もいい選手が取れるといいけどな。それにしても今年は夢のようなシーズンだった。今年日本一になったおかげで来年は心安らかにプロ野球を楽しめそうだ。18年も優勝していないことを散々馬鹿にされてきたが、もう馬鹿にされることもないわけだから。来年は岡田曰く井川より上だという門別が楽しみだねえ。それと柵越えを連発してマスコミの注目の的だった野口もね。もちろん下村にも期待している。来年が今から楽しみだなあ…。こんなことを言うとドラマや映画の死亡フラグのようで、来シーズンの開幕前に死んじゃいそうだが。
ところで、今日行われる優勝パレードについて。めでたいはずのパレードが維新の政治家の汚い手で汚されまくって全く素直に喜べない政治的イベントにされそうのは知っての通りだ。市の職員がタダ働きさせられるのも酷いし、YouTubeで全国中継されるらしいが抗議の意思表示として絶対見ない!…ということはできそうにないのが阪神ファンの悲しい性だ。せめて吉村や横山が出てきたらモニターに向かってブーイングをすることにしようと思う。
私のことは嫌いになってもAKBだかモー娘だかは嫌いにならないでくださいと言ったアイドルが昔いたが、それに倣って言えば、欧米は嫌いになっても欧米発祥の理念(自由、人権、人道、民主主義etc.)は嫌いになってはいけないと思う。今度のパレスチナの虐殺ほど欧米の欺瞞が露わになったことはない。ナチスドイツ以下悪の枢軸国を打倒した正義の連合国だと胸を張っていたのに、ナチスと同等のことをやっているイスラエルに加担している。米大陸や豪州で先住民を虐殺し土地を簒奪した「開拓者精神」は今だに息づいていたのだなと思わずにはいられない。が、だからと言って、欧米発祥の理念もまた欺瞞だ、人権も人道も否定すべきだという意見はおかしい。確かに欧米は欺瞞的だが、そんな欺瞞的な連中が普遍的な理念を生み出すこともままあるものだ。欧米諸国は自らが生み出した理念のもとに歴史に裁かれることになるのではないか。と言うか、そうでなくてはならないと思う。
池田大作については、10年以上前にもう死んでいてそれを今まで隠していた説よりも10年以上前に植物状態になって今まで無理やり生かされてきた説の方に説得力を感じるが、いずれにせよ、宗教のカリスマ的教主ともなればその生死によって大きな社会的影響が出るのでまともに死ぬことも許されないわけだ。一般的にカリスマ性というものは良いもののように言われるが、実態以上に凄い人のように見せる能力がカリスマ性だと考えるとそんなに良いものではないのではないか。カリスマ教祖と呼ばれる者のほぼ全員が信じていない者にはただの俗物にしか見えない事からしてねえ…。そんなわけで、信じている人には誠に申し訳ないが、池田大作も全くの俗物だったと思うよ。細川連立政権が樹立した時にうちの教団からデージンが出るぞと大喜びしたそうだし。あと、共産党の委員長宅を盗聴したこともあったよな。信者が言うような素晴らしい平和主義者がそんなことするか?と、カリスマ性が全くなく人に舐められっぱなしの私はそう思う。
大橋純子の訃報に際して、「大橋さんをはじめ昭和の歌手はみんな上手かった。それに比べて最近テレビに出ている歌手はみんなクソだ云々」というコメントを見かけた。さすがにクソだは言い過ぎのような気がするが、この手の話題になると、いつもこの動画を思い出す。
https://youtu.be/kf_VIbe6yZw?si=i4xtgMfjfm1LKUmj
キツネ目の女のイラストがゲシュタルト崩壊するような映像が何とも味があるCMだが、出てくる歌手もそれぞれに個性があってみんな上手い。これを見ると、確かに昭和から平成初期の歌手は上手かったよなーと思う。それに比べて今の歌手は…と言えるほど最近の歌を聴いていないのだが、ラジオなどで小耳に挟む限り、何だか曲も歌声もお坊ちゃんお嬢ちゃんじみた歌ばかりな気がする。まあ、そんな風に思うのは私のセンスが昭和だからなのだろう。今の若者が昭和の歌を聴いたらどんな風に感じるのだろうかとはいつも思う。私が戦前や戦後間も無くの歌謡曲を聴いたら歌い方が独特で変わってるなーと感じたりするが、今の若い人が私の若い頃の流行歌を聴いてもそう思うのかな。俺ももう年やなあ…。
夏ごろに自宅の外壁工事をやった関係で屋内で一時的にWi-Fiが使えなくなり、仕方なく屋外のWi-Fiが使える場所で夜のひとときを過ごしていたことがあったが、その時以来テレビの視聴習慣をすっかり無くしてしまっていた。以前は面白そうな番組を録画予約しておいて、それを一日の終わりに酒などを飲みながら見て過ごすのが習慣になっていたのだが、屋内でWi-Fiが使えなかった期間以来スマホをいじくり回して過ごすようになっていた。だってもうテレビなんかオワコンだからねーなどとうそぶいていたのだが、最近大河ドラマがそろそろクライマックスのようなのでちょっと見てみたくなって、何ヶ月ぶりかでテレビの視聴習慣が復活することになった。大河ドラマ『どうする家康』は相変わらず全然面白くないが、BS12で松田優作の『探偵物語』をやっていたりBS松竹東急で木下恵介アワーをやっていたりして、こんなのやってるんだったらもっと早くテレビ視聴を復活するんだった…!と地団駄を踏んでいる。つくづく私は昭和センスの人間だなと思うのだが、結局今テレビを見ても昔の番組の再放送しか私のような人間が見るものはないわけで、やはりテレビはオワコンのように思えてならない。
贔屓目もあるかもしれないが、阪神というチームは今や全国区の人気で、老若男女政治的左右を問わずファンがいるので、球団もそういう色がつかないように配慮しているように見える。そんなのどこの球団もそうだと言われそうだが、例えば巨人はナベツネの命令でOBが選挙に出馬させられたりしているし、オリックスも開幕セレモニーに維新の政治家が登場したりする。阪神はそういう事は決してしない。また、プロ野球は勝負の世界なのだから球団経営方針も冷徹で新自由主義的になりがちだが、その点も阪神はかなりホワイトな球団だと思う。かつて故中村GMは「プロ野球は若者に短期間夢を与えてあるいはという世界ではない。指名する側にも責任がある」と言って育成ドラフトに参加しなかった。中村氏の死後は参加しているが、それでも必要最小限の選手しか取らないし、高校生は取らない。プロでやっていけるとわかった時点で速やかに支配下に上げる方針を徹底している。阪神のそういうところを私は深く愛しているのだ。
そんな阪神球団の企業努力にミソをつけかねないのが維新主導の優勝パレードだよな。大阪市の職員が無償で駆り出される、クラウドファンディングへの参加を強要される。阪神の選手も同罪だ!との声が今にも聴こえてきそうだ。悲しくて涙が出そうだ。
戦争についての正しい物言いはひとつしかないと私は思う。それはすなわち「戦争反対!殺すのをやめろ!今すぐ上げた拳を下ろして話し合いのテーブルに着け!」だ。戦争にまつわる複雑怪奇な背景事情などは基本的に一般市民は慮る必要がないものだ。多くの場合、それは戦争に反対しない者の言い訳に過ぎないからだ。日本も含む腐った西側首脳がパレスチナの戦争(というか、イスラエルによる住人虐殺)に加担するのはなぜか。平和主義者だと思われていたバーニー・サンダースがイスラエルを支持するのはなぜか。理由を聞いたところで虚しいだけだ。我々にできることは「恥知らず!人殺し!」と連中を罵ることだけだ。その声が最大化した時連中もびびって、初めて戦争を終わらせる事を考え始めるのではないか。背景は複雑なのだから素人は口出しするなと言い張るマスメディアや専門家に騙されるなと言いたい。その「複雑さ」は、戦争反対の声を上げさせないためのトラップかもしれないのだ。
このところ阪神の日本一に呑気に喜んでいたが、その間にもパレスチナでは人が殺され続けている。正直、罪悪感を覚えたので、パレスチナの戦争について私が思うところを書いてみた。
38年前、私はつやつやぴちぴちの小学生だった。当時はどこのプロ野球チームのファンというわけではなかったのだが、ある日同級生に「お前どこのファンや?」と聞かれて「どこでもないわ」「だったら阪神のファンになれや」「ええよ」と言って、それから阪神ファンになった。何とも安易なファンのなり方ではあったが、その年阪神は劇的に優勝、さらに日本一になって、それを目の当たりにした私はすっかり阪神沼にハマってしまった。その後長きにわたって暗黒時代がやってくるとはその時は想像だにしていなかったが…。まあ、今日までのあいだ、色々あった。ちなみに、私を阪神ファンに誘った同級生とはその後疎遠になり、今ではこの世の人ではなくなったらしいと聞いた。38年はあまりに長い月日だよな。
今日は疲れた。ひとっ風呂浴びて、缶チューハイでもひと缶空けてとっとと寝よう…と思っていたが、念のため確認した日本シリーズの結果を見て一気に目が覚めた。私が途中経過を確認したときは0-2で阪神が負けていたので、うーん駄目か…まあ仕方ないなと思って諦めていたが、いい勝負をしているなあ阪神。今日勝ったので、これで勝負は土日の京セラドームになるわけだが、勝つか負けるか以上に白熱のいい勝負を展開していることが本当に嬉しい。もう33-4で敗れたチームとは言わせない。いや、それでも33-4、33-4と言って馬鹿にする奴は多分いるだろうが、今後はそんな事を言う奴の方が愚かで卑小で惨めなかわいそうな奴として扱われることだろう。阪神ファンとしては長年の呪縛から解放された思いだ。これも全て頑張ってくれた選手たちのおかげだ。土曜日はばっちり酒を用意してテレビの前で応援するぞ。頑張れ!
次の大河ドラマが紫式部なので、昨日藤原隆家(藤原道長の政敵)を取り上げる番組をNHKでやっていた。それを見ていて思ったのだが、やはり道長〜彰子〜紫式部側よりも伊周・隆家〜定子〜清少納言側を主人公にした方が共感できるし面白くなるような気がしてならないのだが。最後は政争に敗れて没落するというのがまずいのだろうか。そこは脚本家の腕の見せ所なのかもしれないが、どうも紫式部って好きになれないのだよな。エロ小説(源氏物語)よりもエッセイ文学(枕草子)のほうが好感度が高いというのもあるし。
ときに、大河ドラマの主人公をこの人にしろ!という意見は色々見かけるが、その人の事績を追っていくと色々と難しいと感じることが多い。例えば島津が主人公の戦国大河を作れと言われても、朝鮮戦役で大変酷い残虐行為をおこなって「鬼島津」と恐れられたというエピソードがある以上難しいだろう。また、田中正造の大河を作れと言われても、革新系のご先祖様を取り上げたら自民党からクレームが来るのだろうから難しいのだろうな。自民党のご先祖様であるところの維新の志士とか明治の元勲は何度も取り上げられている事を思えば不公平だと思うが。
鼻先でお湯割りの湯気踊る夜
#俳句
一昨日は10月最後の週末だったのでハロウィン料理としてミートカボチャパイをこしらえて、それをつまみに飲んだくれた。季節行事が大好きなので、ハロウィンが日本で定着してからまだ間もないがしっかり楽しんでいる。
ハロウィンと言えば渋谷などで自然発生的に起こっているハロウィンパレードだ。マスコミはこれに対して概ね批判的で、去年だか一昨年だかに若者達が車をひっくり返した映像をしつこく流してネガティヴキャンペーンをしている。多くの自治体も迷惑だからハロウィンに来るなとアナウンスしている。
無責任な物言いな事は重々承知で言うが、私はハロウィンに祭りが自然発生する現象は大変面白いと思っている。今の若者は従順で上の世代に対して逆らわず、むしろ保守的すぎるくらいだとよく言われるが、こんな祭りを勝手にやり始めるくらいには元気がまだあるんだなと意外に感じた。こういう制御されていない“祭り”に権力者やその腰巾着は本能的に脅威を感じるものなのではないか。「ええじゃないか」みたいなもので、何の思想性も無いように見えてもふとしたきっかけで革命へと繋がりかねない…みたいな感じで。マスコミが批判一辺倒でしかこれを報道しないのもその恐れゆえなのではないかなーなどと妄想したりしている。
昨夜はドラフト会議、明日(日付が変わったから今日)からは日本シリーズ。頭の中は野球の事でいっぱいだ。野球の事ばかり投稿するのも何だが、阪神ファンとしては18年ぶりに味わう珍事なので勘弁してください。たぶん日本シリーズで負けが濃厚になったら野球の話はしなくなると思う。
で、ドラフト会議の総括をすると、阪神は身長が低い右ピッチャーを上位で指名しないイメージがあったので下村の1位指名には少し驚いた。村上の活躍が効いたのかな?それでも、改めて各1位候補の投手の動画などを見ると、右ピッチャーなら下村が身長以外には欠点がなく1番納得のいく指名だと思ったので大変良かった。高校生ショートを2人も取ったのにも少し驚いたが、山田が守備型、百崎が打撃型とタイプが違う事を考えると納得がいく。一、三塁しか守れない強打者タイプより百崎が上と考えたのだろう。その他、二軍の投手の頭数が足りておらず、高校生投手は体づくりに時間を割く必要があってなかなか試合に出場できないことを考えると、素材型の大学社会人投手を多く取ったのも非常に腑に落ちる。と、このように今回も阪神はチームの現状に即した素晴らしいドラフトをしたと思う。指名されたどの選手も大活躍してほしいものだ。私のドラフト指名予想は例によって全然当たらなかったが。
例年この時期は、もう野球シーズンは終わりで残る楽しみはドラフト会議くらいやなーと寂しく思っていたのだが、今年は阪神が日本シリーズに出るのでまだもう少し楽しめる。オリックスは強い(というか、パリーグのチームはどこも強い)から勝てないかもしれないが、惨敗ではなくいい勝負をしてくれたら十分満足だ。頑張ってほしいものだ。
ときにドラフト会議のことだが、「公表はせんよ。そんなもん言うたらおもろないやんか、おーん」という岡田の言葉とは裏腹に指名方針を結構ポロポロ漏らしているようだ。まず1位は関西の投手らしい。1位を含めて上位は投手中心で、高校生と野手は下位で指名するらしい。捕手は指名があるとしたら高校生らしい?以上を基に改めて予想を立てると、
1位 前田悠伍(投手 大阪桐蔭高)
外1位 古謝樹(投手 桐蔭横浜大)
2位 上田大河(投手 大商大)
3位 大谷輝龍(投手 富山GRNサンダーバーズ)
4位 山田修也(内野手 仙台育英高)
5位 村田怜音(内野手 皇學館大)
6位 東門寿哉(外野手 日本文理大)
7位 成田晴風(投手 弘前工高)
育1位 町田隼乙(捕手 埼玉武蔵ヒートベアーズ)
育2位 山田拓朗(投手 筑波大)
育3位 正中敦士(投手 大阪公立大)
以上。ま、多分全然当たらないと思うが。
このごろYouTubeの料理動画をよく見ているのだが、よくわからん料理YouTuberの動画を見ても「宇宙一うまい無限ナントカ!」みたいに口上ばかり大袈裟な割にあまり美味そうに見えないし、料理そっちのけでウケ狙いの寒い台詞を言うのがキツい。やはり見るならプロの料理人のチャンネルがいい。それで、中華の脇屋とかフレンチの三國とかの有名料理人の動画をありがたく拝見している。包丁さばきや鍋さばきを見ているだけで目の保養になるし、これだったら俺にも作れそう〜と思えるレシピも稀にある。実際、脇屋氏のホイコーローとか三國氏のクリームコロッケなどは自分で作ってみたが、大変美味かった。よく見ると3年くらい前に開設したチャンネルが多くて、コロナ禍での飲食店が置かれた状況の厳しさが偲ばれる。
というわけで、最近ではおいしいハンバーガーの作り方の動画を探している。なぜハンバーガーかって?そりゃ、イスラエル支援企業であることがわかったマクドナルドの不買を決めたからよ。元々滅多に利用してなかったが、不買運動は実際に利用しない事以上に「もう利用しません」と外に向けて表明することが大事だからね。しかし、普通わざわざ自分で作ってみようとは思わないものだからな、ハンバーガーって。ポテトも揚げたろか。で、おっさんのスマイル1億円。
愛と正義を信じるおじさんです。 酒好き。阪神タイガースファン。 差別主義者と冷笑主義者が大嫌い。