以前は映画を見るとノートに感想を書きつけていた。SNSを始めてからはノートの代わりにネットに書き込んでいたのだが、最近は見ても特に感想を書かないことが増えた。今年の夏も、東京へ行った際に早稲田松竹という映画館でゴダールのドキュメンタリー映画と彼の遺作だという短編を見たのだが、感想は書かなかった。ゴダールの映画なんかに下手な感想を書いたらアホがバレそうだと思ったからだが、どうせ元よりバレてるのだろうからそんなの気にしなくても良いのにね。ゴダールの映画は昔見て(タイトルは忘れた)わけわかんねーと思ったのでそれ以来敬遠していた。今改めて見ると、やはりわけがわからないのは変わらないが、私も歳をとって、わけのわからん映画でもわからんなりに楽しめるようになったので、敬遠することもなかったかなーと今さらながら思った。シーンと静かな場面からいきなり大音響の音楽を鳴らしてビックリさせたりする辺り、前衛風に見せかけて結構大衆映画的な演出もやってんじゃん。以上、数ヶ月遅れで見た映画の感想を書いたが、実は先日、今年最後の映画鑑賞をしてきた。そっちの感想はまた日を改めて書こうと思う。