映画は好きだが賞取りレースには興味無いので、アカデミー賞授賞式での人種差別事件について今頃になって知った。何と言うか、イスラエルのガザ侵攻以来、欧米社会の欺瞞を目の当たりにすることがやけに増えたような気がする。意識が遅れてるのは日本だけじゃなかった、良かった!などと安心してもいけないのだろうが。ときに、私はコンビニなどで外国人が店員の時はいつもより余計に礼儀正しく振る舞っている。わざわざ意識してそうするのもまた差別だ!と言われるかもしれないが、こっちがマジョリティで相手がマイノリティという関係の場合そうしなければいけないだろうという意識がどうしても働いてしまうものだ。くだんの俳優達はそんな意識も働かなかったのかな。無自覚差別者であることはもちろん、差別をしないようにしようという意識自体をあまり持っていない人達だったのかもしれんよね。もし彼らのファンだったらガッカリだろうな。