https://mainichi.jp/articles/20221125/k00/00m/040/303000c
以前岸田は、コロナを2類相当から5類にすべきではと問われて、コロナはインフルエンザとははっきり違うものであり5類にするのは適切ではないと至って理にかなった事を言っていたと記憶している。この件に限らず、岸田は道理をわきまえた人間であり、過去のインタビューなど見ても驚くほどまともな意見を述べていたりする。
だから岸田は他の政治家よりマシなのだと言いたいのではない。むしろ逆で、わかった上で不合理な決定をしているのだからその悪質性が際立つのだ。
岸田はその政策を実行すれば多くの犠牲が出るとわかった上でそれでも構わないと、未必の故意による殺人に近い判断をしている。庶民の命を軽視する姿勢がごく自然に身についている。好きな言葉ではないが、これは“上級国民”のメンタリティであり、具体的に言えば2世3世議員のもたらす弊害がモロに出た事例だと言える。