インターメディアテク開館十周年記念特別展示『極楽鳥』に行ってきた。
会場INTERMEDIATHEQUE 3F
会期2023年1/20〜5/7
http://www.intermediatheque.jp/ja/schedule/view/id/IMT0257
-----
インターメディアテク、こんなにボリュームがあると思わなかった。
なぜ今まで行かなかったんだろう?と思うくらい凄くてよかった。
展示の内容や構成も古い什器を活かしつつデザインされていて素敵。
配布物も豪華で展示ガイドはカラー図版で冊子になっていて見応えがあり、展示の理解や反芻の手掛かりになってありがたかった。
企画展示の「極楽鳥」というテーマに具体的な期待というより感覚的に関心を寄せて足を運んだ。
展示は人々の鳥に対しての関わりや創造への落とし込み、象徴性や装飾性を「剥製」「宝飾品」「絵画・博物画」から読み解く構成になっいて興味深かったし、多角的に受け取れそうな内容だったので楽しめる人は多いように思う。
常設や別の企画もじっくり見たら2時間以上かかりそう。
時間が押して最後駆け足になったので、また何度でも行きたい。
東京駅周辺に用事がある時はImtで待ち合わせにしたいくらい。
驚愕の入場無料。
年末に買ったホワイトゴーストがすごく成長している。
ユーフォルビアってこんなにスクスク育つものなの?
植物の成長記録の写真って順調だとほんとに嬉しいものですね。
もうユーフォルビアファンになりそう…
いつも反応薄いヒトたちと暮らしてるからすごい感動。
質感も蝋燭みたいで不思議。
もしかしたらあんまり白くないかもしれないけど、奇跡みたいな安価で手に入ったからそれも納得してる。
“レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才”
会場:東京都美術館
日時:2023年1月26日(木)〜4月9日(日)
https://www.egonschiele2023.jp
----
シーレの実物を見る機会はなかなかないので楽しみにしていた展示。
この展示はシーレ単体の展示ではなくて、「レオポルド美術館展」なのでシーレ以外の作家が思ったより多い。
クリムトやココシュカを見れたのは良かったし、今まであまり紹介されてこなかった作家を知ることができたのはとても興味深かった。
シーレの作品についてはやっぱり輝いていたと思う。
油絵の作品の吸引力、ドローイングも本当に凄かった。
風景の作品群も良かったし、雷のようなひび割れのような木の絵が好きだった。
なんとなく思ったことは、早世の画家だからか変化する作風や深まっていく過程がないかな?という点。素晴らしかったけど、一点突破の才能を少し表面的に浅く見るだけになってしまった気がした。
それとこれは作品とは関係ないけど鑑賞の空間に文字情報が多くややノイズ。もう少し淡々と見たかった。
絵の正面に立って絵を見ずキャプションを読む…みたいなことになっている人が多かった。
行きたい!
“ポール・ジャクレー フランス人が挑んだ新版画”
場所:太田記念美術館
日時:2023年6月3日(土)~7月26日(水)
前期:6月3日(土)~6月28日(水)
後期:7月1日(土)~7月26日(水)
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/schedule
----------------
フランス・パリで生まれたポール・ジャクレー(1896~1960)は、幼い頃に来日し、生涯を日本で暮らしました。日本や朝鮮、中国、南洋の島々で暮らす人々の姿を鮮やかな色彩で描いた、ジャクレーの木版画の魅力を紹介します。
絵を描いて暮らしています。
絵の話と日々のあれこれ。
一緒に暮らしてる猫たち。
植物。物欲。覚え書き。隙間の雑念。