泉屋博古館に行ってきました。
思ったより評判のようで、平日結構混んでいて驚いた。激渋展示と侮っていた。
博物館の青銅器のコーナーはどう見ていいのか、鑑賞のとっかかりを見つけられずに流していたけど、今回の展示はかなり知識がなくても楽しく見れた。
動物のモチーフなど可愛らしかったのもあるけど、見せ方や会場の作り方など、かなり工夫されていると感じた。
これら古代の青銅器が発見/出土したら驚くだろうな、形状がもはやSF。
超古代文明が存在した……!とか、古代兵器がうんぬんとかいうこと安易に思いつきそうなくらいすごい造形。
(知識ゼロすぎる感想。でも面白かった)
見に行った日はコンディションが微妙だったらしく展示の解像度が低くてちょっと反省した。写真もほぼブレている。
ガイドブック的書籍も欲しかったけど買う気力が出ず反省。
でも泉屋博古館は好きでした。
隣のHARIOのカフェでお茶したかったけど、ブレンド800円とかで豪華だったのでデートの時にしますね。
“泉屋博古館東京リニューアルオープン記念展Ⅳ 不変/普遍の造形
住友コレクション中国青銅器名品選”
場所
泉屋博古館東京(東京・六本木)
日時
2023年1/14〜2023年2/26
以前大倉集古館に行った帰りに彷徨っていたら通りすがりでリニューアル中の泉屋博古館に辿り着いた。
お散歩の発見が嬉しくて新しくオープンしたら行ってみようと思いつつまだ行ったことははなく…。
行き逃し続けて今になってしまった。
今回は青銅器の展示ということで、あまり触れないジャンルなので挑戦したいなと思ってる。
(思ったより評判なのもある)
京都の方にある“泉屋博古館”もとても気になる。(東京は分館)
愛用のアイラインが春にリニューアルするらしい。
ラインナップを見てると私の好きな色が廃盤かも…。
近い色があったとしても筆も変わっちゃう可能性大。
私はアイライナーはフェルトペンタイプより面相筆みたいなブラシタイプが好きなのよ。
新発売はワクワクするけど、廃盤はひたすら悲しい。
一色づつだけどせめてものまとめ買いをした。
リニューアル後にもっと使いやすくなるかもだけどね。
以前から日本民藝館が好きでまめに行きたいと思いつつアクセスが家からは微妙で、なかなか行けなかったけ場所。
駒場東大前駅が最寄りだけど、東北沢とか代々木上原から歩けることが判明。
頑張れば下北沢まで歩ける。
千代田線か小田急線だとだいぶ移動が楽。嬉しい。
当日は代々木上原でハリッツのドーナツをかじったりしつつのんびりお散歩しながら民藝館に到着。徒歩15分くらい。
今回は西館(旧柳宗悦邸)の開いている日に来館できたのでとてもよかった。
西館をセットで見たい人は多いらしく、賑わっていた。
年パスのような友の会があるみたいで一年5000円、お連れ様は700円になるとか。入ろうかな。癖になる日本民藝館。
ミュージアムショップも好き。
帰りはうろうろしつつ下北沢へ。
喫茶店の“T”でパスタを食べて帰路。
いい日だった。
“生誕100年
柚木沙弥郎展” に行ってきた。
会場:日本民藝館
日時:2023年1/13〜4/2
柚木沙弥郎展は2021年のPLAY! MUSEUMでも見た。
PLAY! MUSEUMのときは今風のお洒落な空間に大きいテキスタイルが展示されていて気持ちのいい素材感と迫力を感じることができたけど、「素敵」に全振りしすぎて私にはキャッチーがすぎたかもしれない。いやそれも好きだったけど。
今回の日本民藝館の展示は本拠地というか、柚木沙弥郎の背景が全部染み込んだような場所での展示、素晴らしかった。
play!と民藝館、両方見てよかったと感じた。
とにかく長く長く現役の創作活動を続けているのは鉄人としか言いようがない。年齢ごとに少しずつ変化して作り続けているような感じも窺い知れて素敵。尊敬。
時代を重ねた「今」見るから余計に良いのかもしれない。
おすすめです。
今回の展示は、森田miwの展示。
私は森田MiW×楠橋紋織のバッグを持っていたことで作家を知って興味を持いたので嬉しい展示だった。
このブランドのラインナップはとても素敵で可愛くて大好き。もっと色々欲しいなっていつも思ってる。
https://www.towel-lab.com/categories/617539
今回は作家のこれまでの仕事の一部と人となりと背景を実際の作品とともに知ることができた。
詩画集も出している作家さんで、装幀や手芸、刺繍、デザインや企業とのコラボレーションなど、ジャンルも横断的でモノとモノ、ヒトとヒト、言葉と絵…をつなぐスタイルなのかなと思った。
とりわけ言葉と絵の取り合わせ、詩や物語の関係性が気になった。自分の持っている世界観と他者を橋渡しするものとして提示されているのかな。
興味深くて面白くて素敵で楽しかったけど、今回の展示は個人的には他者から客観的に与えられた言葉ではなく主観からの言葉(詩・物語)が添えられてることにのめり込めなさを感じた。
このことについては私のなかにある問題からの小さい拒絶反応なのだろうから少し考えたいとも思った。
というか、「言葉」と「絵」(もしくは作品と言葉)の関係性についてちょっと考えたい。
(長い!)
#展覧会
「詩画作家・森田MiWの絵とことば いとしきモノ展」
会場:町田市文学館ことばらんど
会期:2023年1/21〜から3/19
10:00〜17:00
休館日
毎週月曜日
2023年2月9日(木曜日)、3月9日(木曜日)
“町田市文学館ことばらんど”に行ってきた。
はじめて町田市文学館に行ったけど、とても好きな空間だった。
小さい図書館のような、学校の図書室のような、町の博物館のような。
「言葉と出会った」色々なジャンルの作家の展示をやっているイメージの場所。
以前から絵本や物語や詩、漫画家の展示もあったっけ。
アーティストが好きな文学作品など(文庫本)を自由に選び、その装幀画を描き、展示をします。
作家自身がどの本を選ぶか、
どう描くか、
どう装幀をデザインするのか…
そのようなグループ展です。
今回は装幀画として描いた作品のほか、挿絵や扉絵も描きます。(1人2作品)
出版社の仕事ではなく、頼まれ仕事でもないので自由な解釈で描くことができます。
それぞれがどう取り組むのかを見るのも面白い展示になるのではないでしょうか。
私も好きな作品を選んでだいぶ自由に勘違いな絵をさせてもらってます。
つまり装幀画がテーマのグループ展…ということになります。
どうぞよろしくお願いします。
(DM画像抜けちゃってました。すみません)
#展示のお知らせ
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絵の話と日々のあれこれ。
一緒に暮らしてる猫たち。
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