映画『ファイアー・マックス』(1984)
『マッドマックス:フュリオサ』を見に行く前に低予算のマッドマックス便乗映画を見てハードルを下げておこうと思い、昔レンタル落ち品を確保したまま未見だったこれを視聴
決して面白くはなかったけどそこまで退屈もしなかった
荒くれ者がちゃんとヒャッハーって言ってた
男性出演陣がやたら不必要に尻を出してた
尻を見て笑わない人間などこの世にいない、という監督の信念を感じた
本家のように圧倒的にどうかしてるビジュアルのキャラクターがいないので大分寂しい雰囲気ではあるけど、超能力少女やら鷹匠女やら地下に棲み人間を喰う砂族やら思いつく限りのキャラクターを出して話を盛り上げようという意志は感じた
もっともっとやる気のない便乗映画はいくらでもある
たくさんのキャラクターと付随するエピソードをそれなりに消化して81分にまとめてるのはよく考えたらすごいかもしれない
車は景気よく潰してたしちょくちょく爆発もしてた
主人公はたまに火炎放射器振り回してた
だからファイアー・マックス(原題「WHEELS OF FIRE」)なんだろう
https://cinemarche.net/action/madmaxii-makocha/#i-2
"ジャイロキャプテン役のブルース・スペンスは、ジョージ・ミラーから「『シェーン』と黒澤明監督の『用心棒』を観ておくように」と言われたと"
たぶんものすごく今更なことに気づいたけど、マッドマックスのカーチェイスって西部劇でちょくちょく描かれる列車強盗が原型なんだなきっと
馬で列車と並走して隙あらば乗り移って金品を奪うのとやってること同じだし
#映画