今朝みた夢の話 オチなし
珍しいどんぐりを見つけた。井の字のように、4つがくっついたどんぐりで、左の縦のどんぐりだけ、とても大きくて赤い。全長12cmくらい。他は全長4cmくらいと、どんぐりとしては大きいが左のやつに比べるとふつうにみえる。しかし、残り3つも、真っ青、黄色、黒、と、色はふつうではない。私はどんぐりが専門でないため、専門家のところへ持っていったほうがよい、と周囲から助言されたとおり、専門家を探す。専門外なだけあって、専門家にツテがなく、テレビに出ているような有名どころしかわからない。とにかく連絡すると一度見てくれると言うので訪れる。その著名などんぐり専門家は、井の字のどんぐりを見ると、ああ、うん…とだけいって、曖昧に微笑んでいる。珍しいと思ったがすでによく知られた種類なのだろうか。それとも、珍しすぎて驚き呆れているのだろうか。次の言葉を待って私はじっと黙っている。