あしびきの(山などにかかる)、ちはやぶる(神にかかる)、ぬばたまの(夜、黒などに)、など、短歌に枕詞は付きもの。
最も新しい枕詞は、文句にかかる、「せろにあす」
これが出たのも、もう40年以上前だと思う。作者は筒井康隆か坂田明かタモリか。
私、二つ思いつきました。
一つは「ぴんくふろ」
緯度や井戸にかかる枕詞。
例:
・ぴんくふろ 緯度もわからぬ まよい船 波の間にまに 漂うさだめ
・ぴんくふろ 井戸の涸れたり 水はなし 土壌穢れて 掘る場所もなし
もう一つは、「にこらすけ」
これは、意地、維持にかかる。
例:
・にこらすけ 意地を張らねば ならぬ身を ただ耐え忍び 葉っぱふみふみ
・にこらすけ 維持にたれぞを 頼りょうか 力あらざり 知る人もなし
ほかに、らいおねる(立地、リッチ)おというのも考えました。
これをFBに書いたら、
どすとえふ(好き、鋤、隙)
びいちぼう(伊豆)
などの提案を頂いた😅
新作:
びいちぼう 伊豆の岬に 船浮かべ エレキ繋いで 電気ビリビリ
どすとえふ 好きなあなたと 夢旅行 現世の辛さ しばし忘れん
新しい枕詞。
おんどまる −>殿
作例:おんどまる 殿のご下命 つげられど あまりに無体 脱藩したろか
らいおねる −>立地
らいおねる 立地の良さに あこがれど 先だつものを もたぬなりけり