「研究者やライターは、そのアンダーグラウンドな文化を「書く(=地上に引き上げる)」ことで何が起こるのか、いつも想像力を働かせておくべきだ。特に「抵抗」の文脈が背景にある音楽の場合、それを地上に取り出すことでどのような要素がスポイルされてしまうか。また、不均衡が生じていることも決して忘れてはならない。「書く」側には原稿料が出たり、書いたものを成果として職やポストを得たりするが、「書かれる」側は、アンダーグラウンドにいるからこそ、それで飯を食ってはいないのだ」
https://yamamotokanako.hatenablog.com/entry/2024/09/17/221422