中上健次の『日輪の翼』って本読んでる。路地の若者がオバらを冷凍トレーラーに乗せて伊勢神宮や諏訪湖やとにかくひた走る物語なんだが青森に来たら雪降ってるしチェーン1コしかないしでめちゃめちゃ怯え始め、「そうだよな、おれたちは雪装備脆弱な民…」って共感してたら「これで山攻める!!!」とかイキリはじめたから「このはなしのこりあまだ20%もあるのに?!話を全滅で終わらせるつもりか?!」って死ぬほど心配になった。しかし健次もここで話を終わらせるわけにはいかんと思ったのか冷凍トレーラーはソロソロと山道を走ってほっとしてたんだが、スタンドでチェーン買ったらトップギア入れた。ツヨシ…。