「そのひとびと」が棲む、「大切な暮らし」は「えらんだから大切」ではなく、「生きている」というそもそもの根源的な生活ゆえの「大切」さで、周縁においやられていても、苦境にあっても、まず「生きている」こと、それを維持するための「大切さ」がここにある。
そしてそこから語られる声は、なかなか、届きにくいものだとおもう。
エッセイの最後で、よこのさんがであった売店の男性の「おれはここにいるから」という言葉。「出て行けない/えらべない」ことが弱さや妥協のように捉えられがちなこの世界で、その言葉をよこのさんが抱えて田舎を見つめ、物語や言葉たちを翻訳し、届けてくれる。
そういう言葉を届けてくれる場所立って、よこのさんも「ここにいる」と、言ってくれていると思って、すごく心強くなった。ほんとに読めてよかった~。
@piiip エッセイすごく、すごくよかったです。何回も読み返しました…。よこのさんが見つけた本がよこのさんの翻訳でたくさん読めるといいな〜と思います。エッセイの存在教えてくださってありがとうございます!
@tutai_k わーん、うれしいです。ここから、わたしもがんばっていきたい、と改めて思いました。ありがとうございます!
@tutai_k 読んでくださり、そしてこんなふうに書いてくださり、ほんとうにほんとうにありがとうございます。わたしの方こそ、とても心強く感じました。
『シーリ』とからめて論じてこともうれしいです。「「生きている」というそもそもの根源的な生活ゆえの「大切」さ」「まず「生きている」こと、それを維持するための「大切さ」がここにある」というお言葉、ほんとうにそうだな、と思い、胸に迫ってきて、ちょっと泣きそうです。