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『そこにすべてがあった バッファロー・クリーク洪水と集合的トラウマの社会学』カイ・T・エリクソン 宮前良平/大門大朗/高原耕平訳 夕書房
読み終えた。
強大な災害に襲われたコミュニティの人たちのトラウマと、語りについての本。この本で読んだ多くのことは、SNSとかでつらつら書くことでもないなと思っており、ただ、なんていうんだろうな、今このタイミングでこの本を読む人が増えたらいいなと思うし、この本が「あるよ」ということを、伝えられればいいなと思った。本文もだけど、訳者の解説は、日本で生活している人たちには、共有している傷やしんどさと手を繋ごうとしている、と思うので、ここだけでも読まれるといいな、と思った。

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