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『ハンチバック』(市川沙央・文藝春秋)読み終えた。社会のマジョリティを構成している自分の想像力のなさを振り返り、この本を「紙で」読む自分の優位性に気付かされた。「社会」に合わせた書物の排他的な面がよく見えたと思う。紙や電子という物理的な形態だけでなく、「内容」という部分でも「社会」は描かれる身体や性質をあらかじめ規定していて、そのことに気づかないまま私は書き、読んでいるんだなと思った。

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