太中妄想と虫
「ねぇ、中也のシャツ……肌が透けてるんだけど」
「ア? まあ、薄手だし白だから仕方ねぇだろ。涼しくていいぜ」
「…………」
だ、大丈夫だよ太宰くん、ここには寄ってくる虫(比喩)もいないしね?💦
……ところがある朝、定位置の二人を「今日も可愛いねぇ 」と頭を撫でて眺めていたら、中也の帽子に動く「点」が
一瞬埃かと思ったが動いてる!!針の先ほどの虫(比喩ではない)だ!!!
慌てて退治したけど、まさか「受けちゃんに集る虫を潰す」を実際にやる日が来るとは思わないじゃん……
そして他にもいないか念入りにチェックして、とりあえずその1匹だけだった。……のだが、翌日、また中也の、今度はズボンを這う1匹!!不届きものめがぁぁぁ!!
もしかして黒いから!?黒いから見えてるだけなのか!?
また念入りに二人の全身チェックするけど他には見つからず。
だめだ…座らせてる場所が悪いのかも知れない…ということで、場所を変えてディスプレイケースに入れることにしました。あまり頭撫でられなくなったけどやむを得ない。以降、虫は寄ってきてないようなので一安心…