思い出話。
3.11の時、私の持っていた情報ツールといえば、持ち歩いていたノートPC(Mac)とガラケーとiPod touch、自宅にiMac、回線は家でNTT、外でWiMAX。
WiMAXは地震直後に繋がらなくなり、かなり長い日数復活しなかった(後に解約した)
NTTは電話回線は生きてて、ネット回線はどうだったかわからないけど停電でモデムが使えないので有線のネットもできないし、停電してるのでノートPCもバッテリー分しか使えず。
ガラケーの携帯回線は一応繋がってはいたけどしばらくパンクしててまともに使えず、解消しても停電で充電できる機会が限られているので停電中はほとんど使えなかった。

1週間から10日くらい(はっきり覚えてない)停電してて、家族で車中避難生活してたんだけど、唐突に傍の街灯の明かりが点いた時の感動は忘れられないです。
「電気が…っ電気がきた……っ」って部屋に戻って、電気つけて、ノートPCに電源ケーブルとLANケーブル挿して繋がった時はホッとしたというかなんというか、ちょっと言い表せない気持ちだったような気がします。
ちなみにiMacはデスクから床に落下していて、怖くてなかなか電源を入れられなかった。

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これもどかしかったのが、隣町は地震から2、3日くらいで電気復活してたってことなのよ。仙台市中心部はもっと早かったし。
職場は中心部だったので、帰る道中でしばらくは明るいのに自宅の近辺まで来ると真っ暗なわけですよ。
「すぐそこまで電気来てるのになんでぇぇぇ」っていう。
各発電所の担当エリアがあって、ウチの辺りが被災した発電所と無事な発電所の境界だったってことなんだけど、あれは切なかったですわ…。

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