あーこれゲームプレイやなろうの感触を論じるのに足がかりになるかも?
“「多くのASMR動画では30分~40分と長時間にわたって同じような接触行為が反復され、起承転結のような物語構造はほぼ存在しない。[…]逆に、反復行為を通して適度な注意散漫を可能にすることが強調される。前述の覚醒と鎮静のコントラストにも見られるように、物語の「真実」を期待させることで視聴者を興奮させたり注目させるより[…]冗長な反復の中に配置された様々な強度のトリガーによって注意と注意散漫、おもしろさとつまらなさの分布を作り出すことに価値が見いだされる。その接触行為の反復のいかなる時点においても視聴者を誘引し捕捉できるよう構成されている」(野澤俊介「導体になること――情動、交感、ASMR」(『「情動」論への招待』p.123)”