『勤勉で愚かな私たちは』、話題になってるけど、冷笑家やミリオタは偽装された「内心の純情をわかってほしい素朴派」だというのを思い起こさせる作品かな…。
自称狡猾の冷笑家は、「〜という純情」が二重底として用意されている。狡猾アバターの中身純情。

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この構造を先に把握してしまうと、特に複雑なことは何もしてなくて、「内心の純情に気づいてほしい(チラッチラ」がずっと続く単調さ、それ自体は相対化されない堅固さ、盲点性はそのままで、ふつうの冷笑素朴派じゃん?ぐらいの感想になる。

ウェブアテンションを狙うなら、こういう作風が効くんだろうな。ルポルタージュのニーズを包摂する。

3DCGを線画に起こしたような絵なのと、陰謀論を自在に操る全能女児のキャラで結局立ってるわけだが、そのペドっぽさをフレーバーに抑えてるのがポイントかなあ

この人の前作を見ても思うが、素人や新人が人の支持や関心を集めることの困難さと切望についてはなんか考えてしまうな…。自称冷静の前に釣り針を垂らす仕掛けは、うまくはまれば成功する。そのアプローチを使う誘惑は、新人作家には強烈なんだろうなとか。

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