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あと浅田彰は90年代には「自分はもっと流動的なのを志向するしアイデンティティの引き受けなんてしたくないが、市民権を求める運動においてアイデンティティ政治は必要不可欠であり、それを否定できない」といったそれなりに陰影のある――誰でも言えそうな主張だと思うが――立場だったのが、今年春の新潮でのインタヴューでは「アイデンティティ政治にふける傾向は"退行"」とまで言い放つほどに単純化・劣化してる。

昔の浅田についての雑な言及は、このインタヴューを読んでから遡及的に過去イメージを改変した解釈を施してると思えてならない。

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