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グロイスの議論はミュージアム論がわりとストレートに出やすくなっていて、ロシア革命は歴史の廃絶と区切りを導入するものなんだから王侯貴族の収集品なんかは全部一旦白紙になるし、なんなら消滅してもいいのだから、ロマノフ朝の遺産を残すとしても「王政を蘇生させないための理由」を考えなくてはならないし、漠然と古物を保全するような体制では無意味、とする発想が顕著に出る。そういう方向性と、マレーヴィッチの無対象性などを歴史廃絶とロシア革命のアレゴリーとする解釈を絡ませる。

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