昨日はこの選書の話をして、プーランツァスの政治権力論などが一度日本の左派論壇から無視され消されたこと、ウッドや(なぜかペリー・アンダーソンやジェイムソンまで)こぶし書房から訳されることでNew Left Reviewの窓口がこぶし書房って相当な歪みだろうとか、そんな話をした。
デイヴィスにはこんな近著があるのだが(『アンジェラ・デイヴィスの教え 自由とはたゆみなき闘い』河出書房新社、2021)、この路線も柄谷のマルクス論が消しっ去ったものの一つだよなあ云々。
訳者解説の記事 https://web.kawade.co.jp/bungei/11051/
「私は共産主義者で、進化論者で、国際主義者で、反人種主義者(アンチ・レイシスト)で、反資本主義者で、フェミニストで、黒人で、クィアで、アクティヴィストで、親労働者階級(プロ・ワーキング・クラス)で、革命家で、知的コミュニティ構築者です。」
Versoのセールの挨拶文はこんなの。
「あなたがまだ駆け出しであろうと、学生時代ははるか昔のことであろうと、読むべき本の決定的なリストがここにある。
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