昨日は石岡さんと展示を見たあと、五十嵐太郎・磯達雄・本田晃子のトークを聞くなどをしていた。思いのほか、本田さんのアニメ話が面白く、何か書いた方がいいのではという感じ。
kanazawa-museum.jp/architectur

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今回の展示は、シュテファン・リーケレスのキュレーションした「Proto Anime Cut」展(2011-13)、「Anime Architecture」展(2016-2020)が先行していて、彼が2020に出した本Anime Architecture: imagined Worlds and Endless Megacites(邦訳・『アニメ建築 傑作背景美術の制作プロセス』グラフィック社、2021)のあとで、日本でも実現した、というかたちになる。
今回は主催が谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館、企画がリーケレス、秋貫紘子、金沢建築館、監修に五十嵐太郎が入るもの。

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こういった資料提示とコンセプトは、アニメ業界側にはないから、キュレーターがやってきたことと、それを五十嵐太郎などがアダプターとなることでなんとかこぎつけたんだろうなあ、などと話したりした。

イベント待機してるときに教えてもらったのだが(古永真一のゼミで紹介されていたらしい)、2023年のアングレームで大賞を取ったBD『La couleur des choses』が、ディスレクシアの人が書いたというものになっていて、全面的に視覚記号のトークンで描かれる、博物館カタログめいた漫画になっていて驚愕した。

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