市川沙央個人が保守かどうかより──そんなことはハンチバック前後のインタビュー発言や本人の富裕層ぶりを考慮すれば早々に推定が立ったはずで、その上でなお、作品における色分けし難いバッファゾーンなり鮮明な箇所の読解などをとっとと蓄積されているのが望ましいわけだが──、文壇・論壇の保守〜右派体制ぶりを無色透明の中立だと楽観しているような能天気さの方が気になるようになった。

日本は保守総合誌も極左論壇も、両方ともアンチアメリカの保守教養主義に甘々だし、エスタブリッシュメント右派になるコースへの警戒がガバガバだから、ここに染まると保守一択にしかならんでしょ。白井聡だって「青年将校」みたいなトーンで受けてるんだから。

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わかりやすい政治的発言が出たときだけ反応するのも、もはや無自覚に「すべてがジャーナリズムモードでしかは思考できなくなっている」ようで失望が沸く。
でも論壇や文壇の保守パターナリズムを「良心」と誤認するぐらいにぐだぐだジャーナリズムモードが多く、穏健保守や反左翼への警戒が薄い人だらけなのも、日本人マジョリティは右翼だしそんなもんかみたいな感想に。

論壇や文壇のオピニオンって、左派の実現というよりは、保守パターナリズムが「恵んでくれる」余地のような範囲でしか起きないし、エスタブリッシュメント保守のおまけみたいなものだよ

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