共産主義黒書とか精神分析黒書(こっちは未邦訳)とかの黒書ってなんじゃろ?と調べてたら、「政府の各省庁が国民に向けて作る報告書」が白書であり、黒書は「労働組合、企業団体、研究機関、運動グループなどの民間団体が、政府が書かない・把握してない活動実態や不備などを訴える」ものじゃぞ、とわかった。
ということは非公式かつ外野見解みたいな意味なんだな。黒書に、必ずしもネガティブな意味がないじゃん? と困惑したが、グリモワールは「奥義書、魔導書(魔道書)、魔法書ともいう。類義語に黒本、黒書(black books)がある」という記述も引っかかり、実質的に奇書っぽいゾーンにまたがった歴史があるのか~と感慨深くなるなど。