原書房らしい本だなー。そしてこの手の本は脱政治志向(つまり実質右派)がやたら強い。なろう作家の「勉強してるやつ」がたいてい保守イデオロギーに染まってるのはこの経路による

"以前、「神書籍キター!」と叫びまくっていた1冊。すでに手元にあるんですが、原稿編集で手一杯のため、1日数ページずつ拝読しております。おススメポイントなどは後日また改めて書きますが、中世ヨーロッパの食に関する挿絵の収録数や説明、レシピ集のラインナップはまじっこ素晴らしいと思います。"

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軍事や鎧、剣や時代考証で調べていくと、原書房が相対的にまとまってるというふうに、文献ツリーが見えてくる。原書房の本は中公文庫化ルートもあるし、多少人文度を上げた枠が講談社学術文庫になる。(このへんがデフォルトで保守ゾーン)

現在はグローバルヒストリー界隈がこれらを包摂するフレームになってきている。経済や商品交換によって文明や帝国を俯瞰する知。

他方、平凡社はかつてアナール学派やフェミニズム寄りの歴史学を吸収した側だった(テオリア叢書とか)が、この方面が今ではかなり衰退気味。「感情史」の台頭がかつてのアナール学派っぽい現れ方ではあるが。

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