ラクー『芸術家の肖像、一般』読んでみたら、こんなコンテンポラリー作家についての小さな本だった。https://www.ursluethi.com/works/just-another-story-about-leaving
フーコーやガタリにおけるジェラール・フロマンジェ言及、デリダにおけるジャック・アダミ言及(『絵画における真理』)、リオタールにおけるジャック・モノリ論などの無数の小文に相当する、フランスコンテンポラリーアート論だなーと。
リュティ、あきらかにセルフィー撮りまくりクィアだなあ。英語圏の写真作家と並べることができそう。
https://www.ursluethi.com/works/selfportraits-1969-1980
リュティはトランスヴェスタイト写真とかを撮ってる自撮りクィアなので、ラクーがそういうのを論じてるの新鮮だなあと思った。参照は主にベンヤミンボードレール、そしてエクリチュールと写真の重ね合わせ