それほど詳しく知ってるわけではないが、映画製作はたぶん集団的プロジェクト側の人材で動かしていて、「期待されて学ぶ人」で育った人を、ブリコラージュ的にとりまとめてチーム結成、合意形成していくものなんだと思う。
一般的に監督神話言説は文学的な「著者」に作家を擬するものだから、監督の采配でソロ活動っぽく認識をまとめるんだが、実態はそれとはいろいろ齟齬があるんだろう。
「こども映画教室」がいろんな可能性を秘めつつありうるのは、人と人のあいだの期待や声掛け、適性を探る過程で、新たなる分業とコミュニケーションを開くからで、それが学校とは別の回路になるからだ、とかそんなところかな。