資料的に検討しておくかー、と思っていたBT超少女号手に入れた。

篠原資明「超少女身辺宇宙」は、飯沢耕太郎の議論(長島有里枝『「僕ら」の「女の子写真」からわたしたちのガーリーフォトへ』によって厳しく批判される)に比べれば慎重な記述。むしろDGやバルト恋愛のディスクール引いてるので、別の線を描くこともできそう。

美術における超少女キャンペーンは東野芳明が関与している説があるが、直接それを示す形跡はぱっと見わからなかった(小勝禮子「空洞のドレスから、女神降臨へ  前本彰子展「紅蓮大紅蓮」を見て」 でも間接的に示すにとどまっている note.com/misonikomi_oden/n/neb )。

ちょうどアートリーディングコーナーでリオタールの荒川論(本江訳)の一部が載ってるので、そういう時代かーとなる

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この号は対談で松岡和子がいて、縫製系作品でおかけんを挙げてるので、そういうリンクの方が面白いかもしれない。

女性作家のファイバー系の作品が、当時はバイオモルフィズムの派生として見られているのが今となっては新鮮に感じる。

おかけんのは2枚目の布作品なのでまだ知られてない頃の初期作品。

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