ぼくは、薄っすら自覚あるけど対人関係においてそこそこ怖いもの知らずなバカなので(小心者なのにね)、上司と電話しながら「すみません、もうひとつお伝えしようと思っていたことがあったんですが突然思い出せなくなって……すぐ思い出します!!」とか平気で言う。もうちょっと気をつけようと思う。優しい上司で良かったな。
『赤い指』ネタバレ触れる感想
東野圭吾『赤い指』読了。
なんだろう、やや「ふうん……」という感想になってしまった。
フーダニットじゃないから色々見えた状態で人の動きを追っていく小説なわけだけど、すごく浅く思えてしまったのはなんでだろうな。
主役となる加賀に対して、松宮があまりに凡人ぽく描かれていたからだろうか。加賀はどうせ正解が見えてるんだろみたいな、常に補助線が引かれてる気がして……。ミステリ?なのか?刑事物?なのか?ジャンルの違いもあるかもしれないけど、謎を解くと言う意味でそこまで好みではなかったなぁ。家族に対する愛を強調するわりに、息子の視点で何も描いてないところも。
終わりはすっぱりとしていて好きだった。
静かに生活を続けたい。すべて、まじめな諧謔。好きなもの:音楽と本とお茶。
ノンバイナリー/フェミニスト/A寄りのどこか🏳️🌈🏳️⚧️🕊️