古代ペルシャの神話を読み進めておりますが、勇者や駿馬などを称える際にクソデカ形容詞を惜しみなく使う感じが、現代のオタクに通じている気がして勝手にほっこりしてる。
「頭は天空よりも高くそびえ」「陽まで頭をもたげて晴れやかに命じた」「背丈は谷から聳える山くらいあって」まだまだある
西洋では糸杉は死の象徴である反面、ペルシャでは生命力の象徴、美しく尊いものの代表として使われているのが面白い。活力に富んだ若き勇者や美女なんかは「糸杉のよう」とほぼ必ず評される。たくましい体は「象のよう」、勇敢さは「獅子のよう」、美しい顔は「月」「妖精」など。しかしやはり「糸杉のようにしなやかにくつろいだ」など、糸杉が最上級かつ汎用性高くて興味深い。
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