浪曲って、ちょっとジャズボーカルのライブみたいな趣もあり、ひとりミュージカルの感じもあり、で、物語を聞く楽しさもある。うまく言語化できないけど不思議な魅力。
いつも来ているという年配の男性がすごかったな。勝千代師匠の節のワンフレーズに対して、いきなり「松太郎!」と声をかけるから何かと思ったら、本当に勝千代師匠の師匠である松太郎師匠独特の節回しだったらしい。そのさらに先代の師匠の名前で声をかけた場面もあったし、待ってました、はもちろん、名調子、たっぷり、今日は綺麗、うまい、声がいい、とかいっぱい声をかけていた(^^)。よっぽどお好きなんだなー。